だんちょーの競馬アナライズ

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札幌記念 データ注目馬解説

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こんばんは。だんちょーです。

本日は札幌記念のデータ注目馬解説を公開します。


札幌記念 データ注目馬解説】
ワグネリアン
これまでキャリア8戦の内、皐月賞を除く全てで馬券圏内。
神戸新聞杯を除いては全てで福永騎手が手綱を握っており、展開を問わずに爆発させてくるその末脚とその安定感は言うまでもない。
今回は坂の有無は別として皐月賞が行われた中山競馬場と今回の札幌競馬場のコースが少し似ている点や、休み明けである点などに不安視している(差し届かないのではないか)という方も多いのではないだろうか。
ワグネリアンは前述の通り、皐月賞以外では全て馬券に絡んでいる。
また、中15週以上は1-0-1-0でこの2戦は神戸新聞杯大阪杯といった比較的レベルの高いレースでの物。休み明けも不安視しなくていいだろう。
また、夏という時期も7月に行われた新馬戦で超素質馬ヘンリーバローズとの叩き合いを制しており、不安は少ない。
血統的にもディープインパクト産駒というのはむしろ好印象で、やはり皐月賞と似た直線の短い舞台ということだけが引っかかる。
ただ、皐月賞は終始外を回される展開で3コーナーに入る辺りから早めに仕掛けた分最後の伸びを欠いた印象。逃げ~先行集団が馬券に残った点を考えると展開も影響していたのかもしれないし、馬場が渋っていたのも影響していた可能性もある。
展開面に関しては精神的にも成長を遂げた今なら問題無いと思うし、中山と違い札幌は直線の坂がキツくないのでそこまで心配無いと思うが、不安なのは馬場が渋った場合だ。
しかし、日曜日は晴れ予報。馬場の心配は要らないように思う。
これら様々な点を踏まえて不安要素が少ないという点に加え、勝馬データを含め全てのデータに該当している事からも信頼して良さそうだと思ったのも束の間。
大事な事を忘れていた。
《芝2000mで勝ち鞍無し》という事実。
芝2000mで見ると0-1-1-1。
これは勝馬データに該当していても不安の残るデータで、この2000mという距離がどう結果に影響するか。
能力はあるのであとは鞍上の手綱さばき次第といったところか。


・サングレーザー
昨年の覇者で舞台適性は証明済。
ただ、昨年は今年ほどレベルの高いメンバーでは無かった点はやや気掛かり。
しかし、その後の天皇賞・秋では強豪相手に2着という成績で札幌記念の勝ちはまぐれでは無いことを証明した。
大阪杯ではポジションが後ろすぎたことに加え、最終コーナーでステイフーリッシュに外を塞がれ前は壁になり進路を見つけられず仕掛けが遅れたのが全て。度外視でいいだろう。
前走安田記念というのは昨年と同じローテーションで好感が持てる。
休み明けは2-1-1-0で複勝率は100%。
勝馬データにも該当しており、リフレッシュされた今回はどこまで。


・ステイフーリッシュ
ワグネリアン同様、消去・好走・特注・勝馬データの全てに該当した本馬。
札幌は未経験だが血統的には問題なさそうだ。
ただ、中4~6週は0-2-2-2で14頭立ては0-0-0-1、7~8月は0-0-1-0と勝ち鞍がない条件が多いのは気になるところ。
先日お伝えした通り6番人気以下は過去10年で6頭いて、その内5頭が3枠以内または馬番5番以内だったので、今回の3枠・3番がどう影響するか。


・フィエールマン
キャリア全てで連対率100%の絶対馬
個人的にはまず馬券の中心視は必須だと思っている。
重馬場適性も近親のルヴォワールやラストヌードルが稍重で勝ち上がっている事からも不安視はしなくてよさそうで、洋芝もこなしてくれるだろう。
しかし勝つかと問われると話は変わり、この馬はラジオNIKKEI杯、AJCCといったGIへのステップレースではいずれも2着になっている。
脚元に不安のある馬なので、GI出走への切符を掴めればあとは安全にあまり追い過ぎないようにと乗られてる印象だ。
今回も天皇賞・秋へのステップレースになりやすい事から、2着になる可能性は高く、勝馬データにも該当していない今回は連軸や複軸として扱うのが良いような気がしている。


・ブラストワンピース ※危険な人気馬
昨年の有馬記念覇者。
昨年は新潟記念も制していて、距離適性は守備範囲にあるだろう。
今回は凱旋門賞も控えており、ここで恥ずかしい競馬は出来ないが走り方を見ても前走の目黒記念を筆頭に小回りコースは向かない印象がある。
何より1番不安なのは斤量で、57キロ以上を背負った場合、馬券圏内は無し。
戦法も差し・追込一辺倒だし、騎手が変わってこれまでと戦法を変えて先行してくるようなら好走する目も見えるが、これまで通り後ろからの競馬であれば札幌記念の傾向からも厳しい戦いになりそうで、軸には据えにくい。




明日は追い切り特選馬を公開します。

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