だんちょーの競馬アナライズ

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セントウルS データ注目馬解説

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こんばんは。だんちょーです。


本日はセントウルステークス勝馬データ分析と穴馬データ分析を公開します。



セントウルS データ注目馬解説】
・タワーオブロンドン
前走時、『1400mなら現役最強』として評価を下げた本馬。
その見解は結果的に正しかったものの、最後は物凄い脚で2着。
1200m2戦目で『距離への慣れ』もあったのだろう。
となれば、今回の相手関係も相まって1200m3戦目となる今回は評価を上げなければならない(一線級が相手のスプリンターズSなら評価を落としていた)。
本馬は右回りで3-2-2-0と複勝率100%で直線の坂の有無を問わずに好走している。
血統的には『1200mはこなせるはず』という少し曖昧な表現になってしまうが、3戦目となる1200mで慣れが更なる慣れが見込めること、直近2走から斤量が1kg減となる点や、それでいて前走よりも相手関係が楽になる点、唯一レース傾向データを全てクリアしていることを考慮すればここでは中心視すべきだろう。

・ミスターメロディ
現段階の実績ではスプリント界王者。
右回りは3戦で0-2-0-1で勝ち鞍は全て左回りでのもの。
今回はイベリス、マテラスカイがレースを引っ張りそうなのでレースそのものはしやすいだろうが、勝馬データをクリア出来なかったし、中6週以上だと0-0-0-3という点や8枠に入った場合は0-0-0-2という点も気になるところで本命視はしにくい。

・アンヴァル
特注データはクリア出来なかったが、勝馬データはクリアした本馬。
ネット上では坂のある競馬場は苦手という声が上がっているが…。
実は坂のある競馬場は1-1-0-3とそんなに苦手な印象は無い。
これを詳しく見ると、負けた3戦の内2戦は1400m以上の距離適性外、もう1つはファインニードルを始め一線級が相手だった。
今回は北九州記念より少しだけ相手が強くなる程度。
脚質は展開に併せて自在だし、今回は評価を高くしておいていいだろう。

・マテラスカイ
穴馬データ唯一のクリア馬。
ダートで一線級の活躍をしていたのに、突然の芝重賞登録は驚いた人も多いのではないだろうか。
個人的にも間違えて登録しているんじゃないかと疑ったが、我らが武さんを鞍上に迎えている感じを見ると陣営は本気のようだ。
デビューから2回目の芝挑戦となるが、やはり気になるのは『芝でやれるのかどうか』だろう。
結論から言うと芝でやれるかどうかと言うより『今回は十分通用する』というのが個人的な見解。
その理由は2つあるのだが非常に単純だ。
1つ目は血統面で、セントウルSの過去10年3着以内馬30頭中実に半数の15頭が父または母父にナスルーラ系を持っていた点、そして同じく15頭が父または母父にミスプロ系を持っていた点。
今回、ナスルーラ系とミスプロ系の両方を父と母父に持つ馬はイベリス、タワーオブロンドン、マテラスカイの3頭のみ。
2つ目は前半3ハロンタイムと1200m走破タイム。
前半3ハロンのタイムは前走であれば33.3秒でこれは芝を走った今回のメンバーの中でもラブカンプーに次ぐ2番目の時計。ダートでこのテンの速さはかなりのものだ。
そして、走破タイムで特筆すべきは昨年のプロキオンSの1200m通過タイム1.07.5。これは一昨年のセントウルS勝ち馬の走破タイムと同じで、普通に考えたら今回は通用するという考えになって当たり前。
久々の芝だけに勝ち負けは難しいかもしれないが馬券内の可能性は大いにあり、必ず馬券に組み込みたい。



明日は追い切り特選馬を公開します。



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