だんちょーの競馬アナライズ

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先週的中!スプリンターズS 注目馬解説

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こんばんは。だんちょーです。

本日は、これまでのレース傾向データ分析から注目となる馬の解説を公開します。


スプリンターズS データ注目馬解説】
・ダノンスマッシュ
穴馬データを除くレース傾向データ分析を全てクリアした唯一の馬。
全芝成績6-2-0-5の内右回り6-1-0-2と好走の大半を占め評価出来るが、直線で坂のある競馬場に限ると1-0-0-5で馬券外に破れた全てがこれに該当し、マイナス評価と感じるのはこれを見ている皆が思うことだろう。
しかし、阪神競馬場で上がり最速をマークして初勝利を挙げていることや、それ以降の朝日杯FSファルコンSアーリントンCNHKマイルC高松宮記念の走りを見ると単純に距離が長かったんじゃないかと思う。
というのも坂有で負けたレースは決して着順ほど大きく負けた訳では無いし、朝日杯、ファルコンSでは出遅れた事で4角通過が後ろから、NHKマイルは直線でギベオンに寄られる不利を受けていたことや、1200mを主体にしてからは坂有は高松宮記念だけであるが、ジワジワと脚を伸ばしての4着でタイム差は0.2秒差。
決して悲観する内容では無い。
問題は走破ラップにあり、スプリンターズSは新潟開催を除く2008~2018年の10年間で考えた場合、前半3Fの平均はタイムは33.28秒。
最も時計が掛かった場合は34.1秒であるものの、10年中8年で33.6秒以内で33秒を切る事も少なくない。
それを踏まえると、前半3F33.6秒以内は高松宮記念の1度しかなく、基本的に33.9秒以上かかる本馬には分が悪いかもしれない。
ただ、負けはしたものの高松宮記念で前半33.5秒で走った経験は大きいはずで、春から大きく成長を遂げているここでなら期待していいはずだ。

・タワーオブロンドン
レース傾向データは消去~特注データまでをクリア。
再三に渡り申し上げている通り、個人的にはあくまでも1400mならば現役最強だと思っている本馬。
近走は1200mにシフトチェンジしてきており、今回は1400mにはないGIタイトルを何がなんでも獲得したいのか勝負気配は強い
前走は楽々とレコードVを記録し本馬の勢いも凄まじいが、不安点はここにあると思っている。
昔は前走レコードVは買いなんてよく言われていたものだが、最近だと先週のウインブライトが前走レコードVからの大敗を喫しているように、前走でレコードを記録している馬というのはダメージが大きく、特に近年はこの傾向が強い
タワーオブロンドンのレコードは前走が今年2回目のレコード。
1回目のレコードV後は初のスプリント戦で3着に好走したが、今回は状況が違う。
1回目のレコードVは休み明けでの記録でその後の函館スプリントSでは反動が少なかったのだろうが、本馬は5月からここまで1度も休養無しで来ている。
それでいて前走が今年2度目のレコードVで、今回これまで蓄積された反動が現れる可能性は高い
能力はあるので馬券から消すまでには行かなくても軸には据えにくいというのがデータ分析からの結論だ。

・モズスーパーフレア
ここから少し熱を下げて解説するが、レース傾向データからダノンスマッシュに勝つとすれば本馬というのが傾向データ上からの結論。
実際に調べて行くと、本馬はラップタイムの傾向にズバリ当てはまる。
基本的に前半3Fのタイムは32秒台~33秒台前半のタイムを毎回安定して叩き出している。
ダノンスマッシュが今回のラップペースに付いて来れないとなった場合に本馬の好走期待値はグッと高まるはずで、中山巧者である点や、松若騎手が前走から継続騎乗となる点も評価点に値する。

・ディアンドル
過去にJ.モレイラ騎手やO.マーフィー騎手に『将来が楽しみ』と言わしめた本馬。
デビューからここまで3着以下に破れた経験がなく、前半のラップやレースペース、坂の有無や周回の大きさを問わないレースセンスは抜群と言えるもので、今回は連勝した得意の中山競馬場
相手は強いがレース傾向データも消去データと特注データをクリアしていることや、潜在能力や適性を含め必ず馬券に組み込みたい。

・リナーテ
消去~好走・穴馬データをクリアした本馬。
個人的に実は結構強いんじゃないかと思っている。
現在除外を挟んで重賞では4戦連続で馬券内。
しかも、前走はダノンスマッシュに0.1秒差で、過去にも京王杯SCでタワーオブロンドンにも0.1秒差という僅差の戦いをしている。
重賞勝利実績こそないものの、今回の上位人気勢にあと一歩の所まで詰め寄っている点や、鞍上替わりや舞台替わり、馬場状態を問わずに走れている点は大きく評価できる。
今回のコンビは過去に1度の騎乗経験で7着に破れた三浦皇成騎手だが、その時も0.3秒差と大きく負けていないし、どちらかと言えば苦手とする冬の時期に加え、久々の1600m戦だったことを考えれば悲観する内容ではないし、むしろ初騎乗よりよっぽど心強い。
中穴程度に収まりそうだが、必ず狙いたい1頭だ。




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