だんちょーの競馬アナライズ

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サートゥルナーリアについて

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再びこんばんは。だんちょーです。


さて、今日は解説第２弾としてサートゥルナーリアについて書きたいと思います。


早速解説していきたいと思います。


そのタイトルは…

【サートゥルナーリアを信用すべきか否か】
■はじめに
これまでのレース振りだけを見れば、デビューから３戦ノーステッキで勝利しており、競馬ファンの我々に与えている衝撃度合いは『アーモンドアイ級』といっても過言ではないサートゥルナーリア。
個人的にもPOG指名馬なので、頑張って欲しいと思っているところだ。
今回のテーマはサートゥルナーリアは信用出来るのかどうか。
先に言っておくが、その答えはＮＯだ。
ずっと触れてこなかったが、今回この場を借りて危険な人気馬に指名する。
その理由をこれから述べていこうと思う。

■過去対戦相手のレベル
①新馬戦(デビュー戦)
サートゥルナーリアを除く８頭の内、３頭のみがその後勝ち上がり。
３頭しか勝ち上がれていない点からも察するが、勝ち上がった３頭すらも未勝利勝ち以降の勝ち鞍はなく、メンバーレベルはかなり低かった。
②OP戦 萩Ｓ(２戦目)
サートゥルナーリアと当レース除外となったブレイキングドーンを除く６頭全てが重賞で３着以内の実績無し。
加えて、その後の500万下でも勝てておらずここもまたメンバーレベルは低かった。
③GI戦 ホープフルS(３戦目、前走)
サートゥルナーリアを除く12頭全てが、その後１勝も出来ていない。
朝日杯FSとメンバーを比較しても朝日杯出走メンバーの中には、その後、桜花賞レコードＶのグランアレグリアやスプリングS勝ちのエメラルファイトがいる他、既に重賞ウィナーとなっていた馬も複数頭いてメンバーレベルが高かったのに対し、ホープフルSは重賞ウィナーはニシノデイジーのみで、その後は全頭勝利無しという状態で明らかにレベルは低かった。

■過去出走レースの頭数
本日19時に公開した付加好走データでも取り上げたが、過去20年の皐月賞では『14頭立て以上の芝レースに出走し、２番人気以内で勝利している』という経験のある馬が20年間毎年必ず１頭以上馬券に絡んでいる。
サートゥルナーリアは、デビューから全３戦が13頭立て以下のレースでこのデータに該当せず。
いきなり頭数が増える今回馬にかかるストレスは如何に。

■斤量(ハンデ重量、負担重量)
今回の全出走メンバーの中で唯一斤量56kg以上を背負った事が無いのがサートゥルナーリア。
他は最低でも56kgの負担を背負っている上、既に今回と同じ57kgを背負って経験値のある馬が多い中で55kgまでしか経験がないというのはどうか。
『ここまでノーステッキのままだから、本番ムチが入れば57kgでも』という意見もあるだろうが、それは次の項で説明しているので読んで欲しい。

■血統
某競馬誌サイトから引用させて頂くと『父がミスタープロスペクター系は皐月賞全体で1-2-4-54と苦戦傾向で、勝利したのは2015年のドゥラメンテ(３番人気)のみ』となっている。その内、キングマンボ系であれば1-2-3-21と健闘している方ではあるが、勝つという意味では？となる。
また、兄であるリオンディーズやエピファネイアも皐月賞では馬券外に敗れている点も気になるところ。
さて、前項で触れた『ムチが入れば57kgでも』という考え方が正しいかどうかの答えはＮＯ。
様々な血統評論家が口を揃えて言うように、『母シーザリオの一族は追われても伸びない』ということ。
実際に兄であるエピファネイアやリオンディーズも粘るタイプの馬で追われて伸びるタイプでは無かったのも事実。
追われて伸びないのであれば、初の57kgは？という答えに行き着く。

■鞍上の乗り替わり
前走までは皐月賞男と呼ばれるM.デムーロが騎乗していた。
M.デムーロはJRA所属騎手となってからの４年間で皐月賞成績は1-1-0-1。
短期免許を取得して騎乗した時も含めれば2-1-0-2とかなり優秀な成績。
それでいて掲示板を外した事がないのだからよっぽど相性がいいのが分かる。
その皐月賞男のM.デムーロがサートゥルナーリアではなく、アドマイヤマーズを選んだことも気になる点。
適性を比較してのものなのか、馬自体の能力を比較してのものなのか、その意図は分からないがいずれにしても皐月賞で好成績の騎手が別馬を選んだという事実は見逃せない。
今回はルメール騎手に乗り替わりとなるが、ルメール騎手の皐月賞成績は0-0-1-3と不振傾向にある。



これら５項目の内容からサートゥルナーリアは危険な人気馬。
能力があるのは確実なので、馬券に押さえる手は無しではないが、データ上では消すことも考えて行きたい。


明日は追い切り特選馬を公開します。

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