だんちょーの競馬アナライズ

日曜日の重賞レース傾向データ分析を公開しています。初心者の方も大歓迎です。ご意見・ご要望・ご質問等は誠心誠意、真心込めて対応させていただきますのでTwitterのDMにてお願いたします。

キーンランドC データ注目馬解説

キーンランドCの1週前追い切り特選馬と現時点での本命候補はこちら!


こちらで過去の最終結論無料公開中です!



こんばんは。だんちょーです。

本日は、キーンランドカップのデータ注目馬解説を公開します。

今回は要望があった為、コース適性を中心に様々な観点から数字を使って詳しく解説したいと思います。


キーンランドカップ データ注目馬解説】
・ダノンスマッシュ
今回の1番人気で、全芝成績は5-2-0-5。それを紐解いていくと、1200m戦では3-1-0-1で着外に敗れたのは高松宮記念のみだがその時は4着でよく走ったといえる。
1400m以上になると2-1-0-4とサンプル数が増えてるのもあるが、好走率が下がる。
札幌は1回しか走っていないので同じ洋芝の函館も一緒にするが1-1-0-0。
前走は除外になってしまったが、両競馬場で勝ち負けしており、洋芝適性は極めて高い。
重賞での実績もここでは十分な程で、夏場も勝ち負け出来る。
斤量56キロ以上で1-0-0-4という成績だが、馬券外に敗れた4戦の内、3戦は1400m以上で、残りの1つは前走の高松宮記念
そこまで悲観する内容でもない。
右回りも5-1-0-2と好成績だし、鞍上も川田騎手が手網を握るなら心強い。
以上の分析結果から、夏の札幌芝1200mというのは絶好の舞台と言える。
唯一の不安点は中15週以上の長期休養明けが未経験という点と秋のスプリントGIへの叩きという点、追い切りの様子は注視しておきたい。
叩きとはいえ、恥ずかしい競馬は出来ないので馬体は最低でも7割程度以上の仕上がりで挑みたい。
外枠は0-0-0-2だが、1つは距離転換前の1600m戦で5着、もう1つは高松宮記念で4着だったので悲観する内容ではないことは頭に入れておきたい。

・タワーオブロンドン
右回りは3-1-2-0と複勝率100%を誇る。
札幌と函館で1-1-1-0と洋芝適性も抜群。
前走は初の1200mで少し忙しい競馬になったが、それでも3着に来たのだからよく走った方で予行演習を終えた今回が本領発揮となりそう。
夏場も1-1-0-0と勝ち負けしているし、鞍上ルメールは札幌・函館で好成績。
ダノンスマッシュ同様に不安点は少ないが、分析結果からはコース適性という点ではダノンスマッシュと互角だが、距離は1200mに変わってしばらく経っているダノンスマッシュと比べまだチグハグしそうではある。
枠を問わず、最後は不利さえ受けなければ必ず差し込んでくる馬で相当の末脚には爆発力があるのでこの馬を軸に選ばない場合は、この馬より前を走れる加速型の先行馬を選びたい。力そのものは負担重量が示すとおりダノンスマッシュより上と見ているが、58キロはGIで背負う以上の重量。重すぎる感もあり1番の不安要素になるが馬券には必ず組み込みたい。


アスターペガサス
札幌は未経験であるが、函館1200mは2-1-0-0とメンバー随一の適性で、札幌と似たコース形態である事から今回はこなせるだろう。
1200mで全体で見ても2-2-0-0と完璧な適性で夏場も大丈夫。
不安点は3歳になって周りのレベルが上がってきたり、古馬混合戦に参加したりして勝ち切れなくなっている点。
今回は前走から更にメンバーは強くなるが、抜群の適性と斤量の恩恵でどこまで。
キャリア全2勝は中枠であげている為、今回は絶好枠。
切れる脚があるタイプではないので、先行粘り込みを図りたい。


・ナックビーナス
今回のメンバーで実績はNo.1。
常にレベルの高い所で戦っている為、数字にバラツキはあるので数字の提示は割愛するが、コース適性はこの馬にとっての重賞初勝利の舞台であることからも明白で、1週前追い切りではセイウンコウセイを2.6秒追走からクビ差先着。函館Wの中で2番時計を叩き出した。
今回レースデータ上では不利な1枠に入ってしまったが、この馬自身は内枠だと1-2-1-0で複勝率は100%と絶対的内枠巧者。
レースデータはあくまでも傾向統計なので、後者のデータを重視した方がいい。
1週前追い切り時点では能力落ちは考えられず、レベルの高い所で戦い続けている点、内枠巧者という点から大注目だ。
斤量は昨年より重くなるが、高松宮記念で好走例のある斤量だし気にしなくていいだろう。
不安要素は好走・特注・勝馬データどれもクリアしていない点。

・ハッピーアワー
洋芝は札幌1200mで1度だけ走っているがその時はレベルが高くなかったとはいえ勝利している。
右回りは1-2-1-1で着外の1戦は出遅れが響いたもの。
夏場は1戦1勝で今回の斤量も複勝率100%。
不安要素は休み明けが未経験な点と出遅れ癖。
札幌芝1200を初めての挑戦で勝利したという点からコース適性はあるはずだが、相手が弱かったこともあり過信は禁物か。
これらを克服出来れば、枠は問わないので複勝は射程圏内だが過度の期待は危険。あくまでも紐として。

・リナーテ
右回りは5-2-0-5で悪い成績ではないし、札幌芝1200mは2戦2勝で、コース適性は間違いなく高い。
ただ、夏場は1-0-0-2とどちらかと言えば劣勢で、武さん騎乗での勝利がないのは気になるところ。
だが、この馬の特筆すべきは血統にあり、ステイゴールド産駒はこのコースで勝率40%という抜群の成績。
前走は強い勝ち方をしたが、相手のレベルは高くなかった。
相手は一気に強化されるが、札幌芝1200での適性と血統の後押し、2度の騎乗機会で共に2着となっている武さんの手網さばきには注目しておきたい。
内枠だと1-0-0-3に対し、中枠は3-1-0-4、外枠は1-1-0-1と中枠~外枠でグッと連対率が上がるので、大外枠に入った今回はどこまで。


2時間後の本日PM9:00に不定期公開の穴馬データ分析を公開します。

また、明日は追い切り特選馬を公開します。

宜しければTwitterフォローもお願いします。