だんちょーの競馬アナライズ

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大阪杯 データ注目馬解説(前編)

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こんばんは。だんちょーです。


本日はこれまでのデータ分析からの注目馬解説(前編)の公開です。


【データ注目馬解説 前編】
マカヒキ
言わずと知れた超人気者ダービー馬。
超人気者とはいえ、オッズはまた別の話。
この世代というのは本馬を始め、サトノダイヤモンドディーマジェスティリオンディーズロードクエストなど早熟傾向が強い。
エアスピネルが唯一まだやれてると言えるところだが、それでも3歳時からGII以上での勝ち鞍はなく、やはり早熟という言葉が合う。
本馬も3歳時に凱旋門賞の前哨戦であるニエル賞を制して以降、GIIでは馬券には絡んだりするものの勝ち鞍は無く、GIでは勝ち鞍はおろか馬券にすら絡んでいない。
しかも、凱旋門賞以降の国内レースではそれまで自慢だった末脚も鈍り、上がり最速は1度もない。
今回も勝つかどうか、軸として信頼できるかどうかを問われるとオススメは出来ない。
それでも『腐ってもGI馬』『腐ってもダービー馬』という言葉があるように展開さえ向けば馬券内は有り得ると思わせる潜在能力と魅力はある。
ただ、あくまでも『展開さえ向けば×大穴として』というのが条件だ。

・ステイフーリッシュ
中距離実績は十分にあるが、それはGII以下での話。
GIでもホープフルステークスで3着と好走したが、この時はまだ格上げされたばかりでレベルが低かった。
前走の京都記念も2着に好走したが、これもまたどんぐりの背比べのようなメンバーで、好走する条件としては『中距離戦×低レベル』というのが正直なところ。

エポカドーロ
『戸崎の関西は呪われてる』なんて冗談めいた(言っている人達は割と本気)言葉も飛び交っているが出走したほとんどの重賞が高いメンバーレベルだったのにも関わらず、大崩れしていないのは能力の高さたる所以だろう。
神戸新聞杯での敗戦以降パッとしない競馬が続いているが神戸新聞杯はスタート後の躓き、菊花賞は距離、中山記念は休み明けという明確な敗因がある。
今回は明け2戦目。注目すべき穴馬だろう。

アルアイン
皐月賞を勝利したことから、中距離戦がベストと言われているが以外にも1800m~2400mの中距離戦は2-3-1-4とそこまで突出していいわけではない。
むしろマイルの方が2-0-1-1と率は高い。
ペースが落ち着くよりは、ある程度忙しいレースの方が向いているという認識が正しいように思う。
昨年3着と好走した大阪杯は1番人気のスワーヴリチャードが早めに先頭に立ってくれたお陰で目標について行くだけだったが、今回の有力どころはキセキ以外中団~後方待機組。
能力はある馬だがどうだろうか。

ステルヴィオ
末脚のキレはこのメンバーに入ってもトップレベル。
今回は前走からさらに200m延長となり、なにかしら前走からの良化がないと厳しいと思っていたところでの1週前追い切り特選馬。
美浦南Wをいっぱいに追われて自己ベストを大幅に更新。終いも弾けに弾けて抜群の伸びを見せた。
鞍上は今年既に重賞3勝と絶好調の丸山騎手で期待が持てる。

・サングレーザー
マイルから中距離に転身して以降、札幌記念天皇賞・秋香港カップとハイレベルなメンバーの中で好走し続けていて、今回は妙味ある人気となっているが見劣りはしない。
香港の帰りの疲れは取れているようで、1週前追い切りでは自己ベストを大幅に更新し今回も好走に期待したい。




明日は後編を公開します。
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