だんちょーの競馬アナライズ

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皐月賞 データ注目馬解説

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こんばんは。だんちょーです。

本日は皐月賞のデータ注目馬解説です。
先週同様に、中でも注目すべき馬の解説を行います。

皐月賞 データ注目馬解説】
・ランスオブプラーナ
消去、好走、特注、勝馬データの全てに唯一該当した本馬。
馬券に絡んでくれたらそれこそ激熱だ。
『この馬、ほんとに信用して大丈夫?』と思った方も少なからずいるだろう。というか私自身がそう思ったので色々調べてみた。
東京開催だった2011年を除く2008~2018年の10年間を対象とすると逃げ馬が馬券に絡んだのはたったの2回。この2頭は2014年のウインフルブルーム(8番人気3着)と2008年のキャプテントゥーレ(7番人気1着)だった。
この上記2頭に共通していたのは『前半1000mのタイムが60秒以上掛かっていた』という点。
この条件に該当するのは10年間で3度だけで、2010年も前半1000m60秒以上掛かっていたのだが、この時の逃げ馬はダートを主戦場にしていた馬なので《芝を主戦場としている逃げ馬がいて前半1000m60秒以上の時計が掛かった》という条件に限れば100%の確率で馬券に絡んでいる事になる。
本馬は芝が主戦場なので、今回の鍵は前半1000mのタイム。
先週の桜花賞の予想でも触れた通り、『強い馬が前にいる時はスローペース』になりやすい。
今回は先行馬の中に断然の1番人気、サートゥルナーリアがいるのでスローペースはほぼ確実で、前半1000mの時計が60秒以上掛かる可能性は極めて高くなっている。
しかも、本馬は単騎逃げになりそうで人気も無いのでマークもされない。
なにより、ここまで人気が無いのにちゃっかり重賞ウィナーの実力派というのも買い材料
結局のところ何が言いたいかというと力はあるし、展開は向くし、人気は無いのに買わない手はないという事だ。

・ヴェロックス
この馬、結構強いんじゃないかと思っている。
その理由が2つある。
1つ目はここ2戦はOPクラスで連勝しているのだが、ただのオープンクラスではなく、その相手が超良血馬にして重賞級の能力とされているワールドプレミアやサトノウィザードが相手だった点。
2つ目は先行からの捲り脚質で本来ならば速い上がりは出せない走法なのに対して、5戦中4戦が上がり最速だった点。
以上の事からこの馬はここでやれても不思議はないという結論にたどり着いている。
脚質的にも今の時期の中山競馬場にはピッタリで距離も連勝したここ2戦が2000mという事から適性は高いはずだ。

・ニシノデイジー
前走は重馬場かつ荒れ馬場だったのに進路を内に選択した影響が強かった。
実績のなかった2着馬を除いた2頭が重馬場巧者で1着と3着に絡んだし、馬券に絡んだ3頭は外の進路を選択していた。その中での4着であれば上出来と言える。
地力の強い馬でレースセンスは抜群、安定感も抜群。
先行、中団、後方待機という自在脚質は大きな武器だ。
重賞2勝でホープフルSでもサートゥルナーリア、アドマイヤジャスタに食らいついての3着でデビューから一貫して中距離戦線で戦っているのは好感が持てる。
前走の負けから今回人気が落ちているが、今回巻き返しは大いに有り得る。

・ダノンキングリー
ランスオブプラーナの項で述べた『強い馬が前にいる時はスローペース』というのを考慮すれば、桜花賞時に述べたように『前残りが基本だが瞬発力勝負でもある為、末脚の切れ味が鋭い馬にもチャンスがある』という事が予想できる。
ということで本馬を無視する訳にはいかない。
デビューから3戦全てで上がり3位以内を出しているのは勿論、ここ2戦は上がり最速で特に前走は上がり3ハロン(ゴールまで残り600m)を32.9秒という圧巻の末脚を見せ、2歳王者アドマイヤマーズをねじ伏せた。この時の上がり2位がアドマイヤマーズで上がり3F33.5秒だったのだからどれだけの切れ味を見せたのかがよく分かる。
中山競馬場での上がりも優秀で成長著しい状態。
戸崎圭太騎手も中山競馬場では優秀な成績だし要注目だ。



明日は枠順確定後評価を公開します。

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